2017年12月01日

【急告】WFP96-2図面の誤り

第96回WFP作品展で解答募集中の、96-2 神無太郎氏作ですが、受方持駒の記述が誤っていました。
「残り全部」ではなく「飛を除く残り全部」が正しい持駒です。
受方持駒はすべて中立駒ですので、具体的に表すと「n角2n金4n銀4n桂4n香2n歩16」となります。
作者並びに解答者の皆様にお詫び申し上げると共に、以下の正図での解答をよろしくお願いします。

■ 96-2 神無太郎氏作
wfp96-2.gif
posted by 神無七郎 at 22:48| Comment(0) | 告知

2017年11月27日

自殺詰検討結果(暫定版)4(1978年、1979年分)

今回は1978年と1979年に発表された作品の検討結果で、対象作品は4作。
既にOnsite Fairy Mateの自殺詰検討結果(暫定版)に追加していますので、そちらもご覧ください。


S30Yasunaga197811.gif
【作意手順】
26金打 同金 同金 同玉 17金 同玉 16金 同玉 61角成 17玉
62馬 16玉 52馬 17玉 53馬 16玉 43馬 17玉 44馬 16玉
34馬 17玉 35馬 16玉 25馬 17玉 26馬 同桂 18龍 同桂成 まで 30手

玉に接近する片道馬鋸の作品。
しかし、作意は移動捨合の妙防で不詰でした。

《不詰》12手目26桂以下不詰

作意は成立しなかったものの、この図自体は不詰ではありません。
導入部に6手で詰む早詰がありました。

《早詰》初手から
27金 同銀成 15金 17玉 18龍 同全 まで 6手

また、7手目28龍以下作意と同手数で詰む余詰もあります。

《余詰》7手目から
28龍 16玉 61角成 25桂 同龍 17玉 62馬 26桂 16金 27玉
72馬 45桂 同馬 36角 同龍 16玉 28桂 17玉 37龍 27桂
同馬 同銀生 18歩 同桂成 まで 30手

まっすぐ前に利く駒を合駒すると「27金 同銀 18X 同銀」の詰筋があるので、
桂や角を合駒して粘るのですが、最終的には37歩を入手して詰となります。
上手くアレンジすれば「作品」になりそうな手順です。



S8Kato197911-1.gif
【詰手順】
37龍 27香生 26龍寄 同桂 28龍 同香生 27馬 同玉 まで 8手

玉を動かして16香で詰める筋ですが、いきなり27馬は同香と応じられて詰みません。
37龍は次に28龍の二段活用を見据えた手で、同香生と応じる手を強制しています。
邪魔な香にはこれでどいてもらえるのですが、香が動いたせいで、56龍の利きが16に通っています。
そこで、28龍を決行する前に26龍寄と捨てて56龍を消去します。
これで準備万端、27馬の決め手が飛び出します。
大駒3枚を捨てる作品というと豪快なイメージがありますが、二度の香不成に伏線的な手順も絡めた繊細な作品だと思います。
もちろん完全作で長手数余詰もありませんでした。



S8Kato197911-2.gif
【詰手順】
25銀 同飛生 23銀生 同飛 13角成 同飛 24龍 同玉 まで 8手

受方の飛を翻弄する作品ですが、初手は飛不成を強制する「打診捨駒」です。
これを省略して23銀右生とすると同飛成以下作意同様に進めたときに、最後に同玉の代わり同龍とされて詰みません。
3手目は王手をするための必然の不成ですが、さりげなく双方不成になっています。
こちらも完全作で長手数余詰もありませんでした。



S34Yasunaga197911.gif
【作意手順】
58金 46玉 47金 同玉 48香 57玉 66銀 67玉 49馬 66玉
76馬 57玉 56と 同玉 66飛 57玉 67飛 56玉 55と 同玉
54飛 同桂 44馬 56玉 66飛 57玉 56飛 同玉 68桂 57玉
66馬引 同桂 58馬 同桂成 まで 34手

詰上り「+」となる曲詰ですが、早詰がありました。
最短は以下の22手です。

《早詰》3手目より
28馬 37歩 56と 同玉 66飛 45玉 44と 55玉
54飛 同桂 56香 46玉 47金 同玉 37馬引 57玉 46馬 同桂
58銀 同桂成 まで 22手

なお、作意の10手目66玉の代わりに58歩とした変化の扱いがよく分かりませんでした。
同手数駒余りで詰むことは確かですが、無駄合いとして扱われた可能性も考えられます。
筆者は当時の詰パラを持っていないので、ご存知の方はどうか情報の提供をお願いします。

追記:2017年11月30日

泰永氏の34手の自殺詰について、神無太郎氏より情報提供がありました。
これは例題としての出題で、10手目の変化に関する言及はなかったそうです。
更に、左真樹氏より「非常な秀局であるだけに実に残念。ぜひ修正を」とのコメントと共に、余詰指摘があったそうです。
元の指摘は略記されていますが、再現すると以下のようになります。

58金 46玉 45と 56玉 65銀 同玉 64と 56玉 46と 同玉 36馬上 55玉 65飛 56玉 
76飛 66歩 同飛引 55玉 75飛 65歩 同飛上 56玉 76飛 66歩 同飛引 55玉 75飛 
65歩 同飛上 56玉 76飛 66歩 同飛引 55玉 75飛 65歩 同飛上 56玉 76飛 66歩 
同飛引 55玉 75飛 65歩 同飛上 56玉 76飛 66歩 同飛引 55玉 75飛 65歩 同飛上 
56玉 76飛 66歩 同飛引 55玉 75飛 65歩 同飛上 56玉 76飛 66歩 同飛引 55玉 
75飛 65歩 同飛上 56玉 76飛 66歩 同飛引 55玉 75飛 65歩 同飛上 56玉 76飛 
66香 同飛引 55玉 75飛 65香 同飛上 56玉 76飛 66香 同飛引 55玉 75飛 65桂 
同飛上 56玉 76飛 66桂 同飛引 55玉 75飛 65銀 同飛上 56玉 76飛 66銀 同飛引 
55玉 54と 同桂 75飛 65歩 同飛上 56玉 57金 同玉 48馬 56玉 66馬 同桂 55飛 
67玉 45馬 56歩 58銀 同桂成 まで 124手 駒余り 銀桂3香4歩17





以上、1978年と1979年に発表された作品の検討結果の報告でした。
次回はいつになるか分かりませんが、1980年の3作についての報告を予定しています。
posted by 神無七郎 at 18:54| Comment(0) | 検討結果

2017年11月25日

WFP作品展95-6に余詰

wfp95-6.gif

WFP95-6(神無太郎氏作)に、はなさかしろう氏から、以下の余詰指摘がありました。

71▲打 同△(72) 41▲打 61△打 63▲打 62△(71) 54▲打 63△(62)
55▲打 54△(63) 65▲打 同△(61) 63▲打 55△(54) 67▲打 同△成(65)
77▲打 同△(67) 73▲打 同△(77) 45▲打 同△(55) 53▲(42) 41△(32)
34▲打 同△(45) 33▲打 同△(34) 32▲打 同△(41) 43▲打 同△(32)まで 32手

斜めに引ける駒を品切れにして、もう一枚の覆面駒を斜めに引くことにより、それが自玉であることを主張する筋です。
覆面が取れた後の状態での、初形と手順を以下に示します。

wfp95-6c.gif

71飛 同玉 41飛 61飛 63桂 62玉 54桂 63玉 55桂 54玉 65銀 同飛
63銀 55玉 67桂 同飛成 77角 同龍 73角 同龍 45金 同玉 53玉 41銀
34銀 同玉 33金 同玉 32金 同銀 43金 同銀 まで 32手

wfp95-6cl.gif

この手順が成立する理由や、修正案等については次号でより詳しく報告したいと思います。
posted by 神無七郎 at 09:50| Comment(0) | 告知

2017年11月20日

第95回WFP作品展結果稿提出

先程、第95回WFP作品展の結果稿を提出しました。
posted by 神無七郎 at 08:57| Comment(0) | 日記

2017年11月18日

第97回WFP作品展出題稿提出

本日、第97回WFP作品展の出題稿を提出しました。
第95回の結果稿は例によってぎりぎりまで掛かりそうです。
posted by 神無七郎 at 22:20| Comment(0) | 日記